プレス成形
プリプレグ(*)を裁断・積層し、金型に投入したのち、ホットプレスで加圧・加熱してCFRPを成形する方法です。金型の形状により、平板や曲面形状の製品が成形できます。低コストで製造が可能なため、量産品に向いています。
*プリプレグ pre-preg. (pre-impregnateの略)
予め炭素繊維束に未硬化の樹脂を含侵させて、シート状に加工したもの
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炭素繊維は、軽量で強度が高く、剛性もあり、高い耐久性や耐熱性を持っていることから、自動車や航空機などの分野で広く使用されています。当社では、炭素繊維を利用した複合旋盤治具やロボット用部材も大手メーカーへの納品実績があります。
プレス成形
プリプレグ(*)を裁断・積層し、金型に投入したのち、ホットプレスで加圧・加熱してCFRPを成形する方法です。金型の形状により、平板や曲面形状の製品が成形できます。低コストで製造が可能なため、量産品に向いています。
*プリプレグ pre-preg. (pre-impregnateの略)
予め炭素繊維束に未硬化の樹脂を含侵させて、シート状に加工したもの
CNC加工(切削加工・研削加工)
CFRPの2次加工(切削加工・研削加工)には、高度なCNC加工技術が必要不可欠となります。当社では、精度が出にくいCFRPを三次元測定検査で±30μm以内を保証し、納入しております。
CFRP 炭素繊維強化複合材料
炭素繊維には、高剛性、高強度といった特徴以外に「導電性・耐熱性・低熱膨張率・自己潤滑性・X線透過性」といった特徴も兼ね備えており、それらの特徴を生かしたCFRPは先端複合材料(ACM Advanced Composite Material)ともいわれ、軽量化・大型化・小型化・省エネ化などが期待でき、航空宇宙を中心に、自動車・バイク、スポーツ、医療、建築など、様々な用途で幅広く使われています。
治具(ジグ jig)
工作物を固定するとともに切削工具などの制御、案内をする装置。おもに機械加工、溶接などに用いる。これによっていちいちケガキする手間がはぶけ、加工が容易になり、仕上がり寸法が統一されるので作業能率を増し、大量生産に適する。
ガバリ(gabarit)
形状確認・位置決め用ツールで、実物大の模型、見取り図、型取り工具、型板、ゲージ測定器、定規などを意味する。CFRP製ガバリゲージは軽量で落としても変形しないので、長期にわたって使用可能。
搬送用プレート
次工程に部品を搬送する際に、ロボットアームに取り付けるツール。軽量・高剛性のCFRP製にしたことで、慣性が小さくなりロボットの負担が減少した、また、振動減衰性が高いため、位置決めもスムーズに行えるようになった。
CFRPは金属に比べて非常に軽量です。同じ強度を持つ構造を金属で作る場合と比較して、大幅な軽量化が可能です。
鉄の重さの5分の1
CFRPは非常に高い引張強度と剛性を持ちます。これにより、軽量でありながら大きな荷重を支えることが可能です。
CFRPは形状や構造の設計の自由度が高く、複雑な形状や大型構造物の製造が可能です。
CFRPは熱膨張係数が低く、温度変化による寸法変化が小さいです。これにより、高精度が要求される部品に適しています。
CFRP -0.2×10-6/℃ アルミニウムCFRP 8.9×10-5/℃ 鉄 4.5×10-5/℃